ドーハ世界陸上、第2日目 男子50キロ競歩で、日本記録保持者の鈴木雄介選手が優勝しました!
タイムは4時間4分20秒で、日本競歩界に初の金メダルをもたらし、東京五輪の競歩代表内定第1号となりました。
日本選手の世界陸上金メダルは8年ぶり。
今回は【鈴木雄介(競歩)の経歴・プロフィールは?高校大学や身長体重も!】と題して調べてみました!
鈴木雄介(競歩)の経歴・プロフィールは?
鈴木雄介選手のプロフィール・経歴は以下になります。
鈴木雄介|プロフィール
名前:鈴木雄介(すずき・ゆうすけ)
生年月日:1988年1月2日
出身地:石川県能美郡辰口町(現・能美市)
血液型:A型
趣味:バスケットボール・サッカー・洋服
特技:ボウリング
好きな食べ物:豚肉系・レバ刺し・焼肉
嫌いな食べ物:なし
所属:富士通
【#世界陸上🇶🇦ドーハ】
男子50km競歩の表彰式です。
鈴木選手、おめでとうございます!🥇 #鈴木雄介🇯🇵 4:04:20
🥈 J.ビエラ🇵🇹 4:04:59
🥉 E.ダンフィー🇨🇦 4:05:02#TBS 系列生中継✨写真:フォート・キシモト
▼結果、動画など▼https://t.co/Va7zpr3ZYG pic.twitter.com/jEjuW5MEH7
— 今夜開幕 世界陸上ドーハ TBSテレビ陸上 (@athleteboo) September 29, 2019
石川県能美市は、元メジャーリーガーの松井秀喜選手と同じ。
また、鈴木選手のご実家は、辰口町の地元では名士として知られており、かなりの豪邸とのことです。
鈴木選手は3人兄弟の末っ子で5人家族。
毎日オッケーというほど豚肉好きで、特に豚カツが大好き。
休みの日は家でゴロゴロ、何かをしようと考えていたら、それで1日が終わったりすることもあるそうです。
鈴木雄介|経歴
小学3年生の時、2歳上のお兄さんが所属していた陸上部へ入部。
その中でも長距離を始めた。
部活が楽しかったので、陸上が好きになったそう。
3兄弟の中では、一番運動能力が劣っていたそうで、才能が開花したのは中学に進学したから。
辰口町立辰口中学校では陸上部に入部。
長距離種目に出られない選手たちが、誰でも参加できる競歩大会に出場したことがきっかけで競歩の世界に入る。
鈴木雄介選手|中学~大学
鈴木選手の競歩人生は中学からスタート!
そして、すぐに結果が現れ
- 3000m競歩:12分42秒34
- 5000m競歩:21分48秒49
いずれも中学最高記録をマーク。
あっという間に全国レベルの選手となった鈴木選手は その後、石川県立小松高等学校に進学します。
陸上強豪の私立ではなく公立を選んだ理由は、高校時代に競歩で結果を出せなかった場合は、ふつうに大学に進学し就職しようと考えていたからだとのこと。
そんな鈴木選手の高校時代の成績は…
- 高校2年:アジアジュニア陸上競技選手権大会10000m競歩日本代表:5位
- 高校3年:世界ユース陸上競技選手権大会10000m競歩日本代表:3位
- 全国高等学校総合体育大会:優勝
高校時代に、しっかりとキャリアを積み上げていきました。
そして、順天堂大学在学中の
- 2006年:第11回世界ジュニア陸上競技選手権大会10000m競歩:銅メダル
を見事獲得しました!
鈴木雄介選手|社会人
大学卒業は富士通に所属。
2010年:広州アジア競技大会:5位入賞
2011年 世界陸上大邸大会20㎞競歩:8位入賞
2012年 ロンドンオリンピック出場(オリンピック初出場):36位
2013年 世界陸上モスクワ大会:12位
2014年 仁川アジア競技大会:銀メダル
2015年 全日競歩能美大会20㎞競歩:世界新記録マークで優勝(1時間16分36秒)
陸上競技日本男子が50年ぶりに世界新記録を樹立しました!
そしてこの後、2年9ヶ月の休業期間に入ります。
鈴木雄介選手|休業理由
2015年 世界陸上北京大会にて、本番前からの恥骨炎の影響と胃炎により痛み止めを打ちながら強行出場。
だが、11㎞付近で自ら『×』マークを作り途中棄権。
体のバランスを崩しグロペイン症候群を発症し実戦から離れることに。
さらに、その期間中に強化費約30万円を不正申請する不祥事を起こし2017年10月1日~2018年3月31日の6か月間、資格停止処分を受けることとなります。
鈴木雄介選手✨素晴らしい\(❁´∀`❁)ノ
グロインペイン症候群と闘い
病院も何度も転院し…
2年9カ月も試合に出られなかったのに。
どんなに、どんなに苦しかったでしょう。レースに出られる歓びを感じる競歩でした。おめでとう💫本当におめでとう💫
オリンピックも楽しみにしています❗ pic.twitter.com/iYzqvT86Bg— もなか (@monaka6666) September 29, 2019
鈴木雄介選手|復活
2018年 東日本実業団陸上男子5000m競歩:5位
2019年 全日本競歩能美大会:4位
2019年 日本選手権50㎞競歩:新記録マーク優勝
2019年 世界陸上ドーハ大会:金メダル
見事復活を果たした鈴木選手。
既に内定している20年東京五輪の50㎞競歩代表と併せ、20㎞の代表選権獲得にも意欲をしめす。
引退の危機を乗り越え見事金メダルを獲得、東京五輪決定と見事な復活劇を見せてくれた鈴木選手。
「競歩界の世界的レジェンドになりたい」と語る鈴木選手の今後のご活躍に期待しましょう!
男子50キロ競歩で鈴木雄介選手が金メダル🥇
世界選手権の日本選手の優勝は2011年テグ大会男子ハンマー投げの室伏広治さん以来8年ぶり史上5人目✨
この種目で日本勢三大会連続メダル!
鈴木選手は東京五輪代表に内定しました❗️おめでとう🎊#ドーハ世界陸上 pic.twitter.com/dG8UzFhK0Q— 青木貴紀(陸上記者 Takanori Aoki) (@aokitknr) September 29, 2019
【世界陸上ドーハ】男子50km競歩表彰式
金メダル 鈴木雄介(日本)4時間04分20秒
銀メダル ビエラ(ポルトガル)4時間04分59秒
銅メダル ダンフィー(カナダ)4時間05分02秒
27位 勝木隼人(日本)4時間46分10秒
野田明宏は途中棄権
#TBS #世界陸上 pic.twitter.com/b53GI9FquW— 今夜開幕 世界陸上ドーハ TBSテレビ陸上 (@athleteboo) September 29, 2019
ドーハの地に「君が代」が響き渡る。
鈴木雄介の「歩き」は伝説へ。
🥇SUZUKI🇯🇵4:04:20
🥈VIEIRA🇵🇹4:04:59
🥉DUNFEE🇨🇦4:05:02#WorldAthleticsChamps #IAAFDoha2019 #RACEWALK pic.twitter.com/bXTJNpVWGe— EKIDEN News (@EKIDEN_News) September 29, 2019
鈴木雄介(競歩)の高校大学や身長体重も!
鈴木雄介選手の高校大学や身長体重は以下になります。
高校:石川県立小松高等学校
大学:順天堂大学スポーツ健康科学部
身長:171cm
体重:58kg
地元の進学校に進んだ鈴木選手。
この頃には将来、世界大会を目指せるのでは!?と周囲が期待し、自身も少しずつ世界大会やオリンピックを意識し始めそう。
日本代表としてアジアジュニアや世界ユースに出場し結果を残すも、「自分の歩きが出来ず、勝負が出来ない感じの記録だったため悔しかった。」と世界との差を感じたとの事。
順天堂大学を選んだ理由は、森岡さんがいたことが一番大きな決め手。
森岡さんは、鈴木選手が高校3年の時、すでに大学2年で日本選手権優勝を果たし、日本の第一人者となっていた人物。
世界で優勝するために、どの大学に行くのがいいかを考えた時、森岡さんと一緒に練習することが自身の成長に繋がると思い順天堂大学を選んだそうです。
その後の躍進は前述した通りです。
まとめ
今回の【鈴木雄介(競歩)の経歴・プロフィールは?高校大学や身長体重も!】はいかがでしたでしょうか。
次の目標は来年2月に開催される日本選手権20㎞競歩にて、東京五輪代表の内定を獲得すること。
「20㎞でも東京五輪の内定を取れたら、どちらの種目で出場するか、ぜいたくな悩みをしたい。今は20㎞に気持ちは偏っている。」とコメントされた鈴木選手。
まずは、来年2月日本選手権。
鈴木選手の快進撃は止まりそうもないですね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!