20196月8日(土)ラコルーニャで開催された国際陸連グランプリ競歩女子20㎞で、岡田久美子選手が1時間27分41秒の日本新記録で6位を獲得しました。
女子20㎞競歩がオリンピック種目になったのは2004年アテネ大会からで、それ以前は10㎞競歩でした。
歴史が浅い種目ですが、過去に日本人が海外で日本記録を更新したことはありませんでしたので、かなりの快挙ではないでしょうか。
今回は【岡田久美子(競歩)の身長体重や高校大学は?プロフィールや経歴も!】と題して調べてみました!
岡田久美子(競歩)の身長体重や高校大学は?
岡田久美子選手の身長体重や出身高校大学は以下になります。
身長:158㎝
体重:47kg
高校:埼玉県立熊谷女子高等学校
大学:立教大学社会学部現代文学科
中学時代は陸上部に所属し長距離を担当。
高校に入り陸上部に所属、熊谷女子高等学校は陸上部有名ですが、特に競歩で有名です。
当時の顧問の先生に「世界を狙えるぞ」という鶴の一声で、高校時代から競歩に転身。
その結果、熊谷女子高等学校でナンバーワンの選手となり、
- 2008年・2009年:インターハイ2連覇
- 2008年:世界ジュニア選手権8位
と輝かしい実績を残されています。
高校時代の同級生には、2016年リオデジャネイロオリンピック自転車競技代表の塚越さくら選手もいました。
本当にスポーツに強い学校ですね!
その後、立教大学へ進学し陸上部へ所属。
大学1年の時、世界ジュニア選手権(現U20世界選手権)で銀メダルを獲得。
更には、日本インカレで10,000m競歩で4連覇を果たしています!
4連覇は果たしたものの、大学生時代に記録を伸ばすことが出来ず「岡田は終わった」とまでささやかれたことがありました。
後に岡田選手は、立教大学時代での4years.を「世界へ羽ばたく準備ができた学生時代」とコメントしています。
#陸上
6月8日の国際陸連グランプリ #競歩 女子20kmで #岡田久美子(#ビックカメラ)が日本新記録で6位に入りました。#立教大学 時代に低迷し、「岡田は終わった」とささやかれた時期もありました。彼女がどんな4年間を過ごし、世界に羽ばたいたのか。丹念に追った物語です。https://t.co/wnXOWjS2et— 4years. (@4years_media) July 1, 2019
岡田久美子(競歩)のプロフィールや経歴も!
岡田久美子選手のプロフィールや経歴は以下になります。
岡田久美子・プロフィール
名前:岡田久美子(おかだくみこ)
生年月日:1991年10月17日
出身地:埼玉県上尾市
所属:ビックカメラ
自己ベスト:(2019年7月6日時点)
- 20㎞:1時間27分41秒(日本記録)
- 5000m:20分42秒25(日本記録)
そのルックスから2015年頃テレビやイベントに引っ張りだこの岡田選手。
「TBS炎の体育大会TV」や「プロ野球始球式」などメディア出演でもご活躍されています。
【キラリ☆あげおPR大使】に就任しました!この度、岡田久美子が出身地である埼玉県上尾市のPR大使に就任しました。日々の活動を通じ上尾市を発信して参ります!この様な機会を頂きましてありがとうございます。#ビックカメラ#岡田久美子#PR大使#アッピー pic.twitter.com/5OaKA28Cqb
— ビックカメラ陸上部 (@bicrikujo) May 23, 2019
あすの放送は!
競歩特集★岡田久美子・池田向希の2選手がスタジオに!★“日本一美しいフォーム”岡田の日本選手権5連覇の秘密に迫る★世界ランク2位・池田の忘れられないレース★サバンナのラグビーコーナー!タックルがカップルを近づける?★ゲスト・川田裕美https://t.co/z97txqlbYd
※関東地区 pic.twitter.com/2zfK1SHHMy— 【公式】上田晋也の日本メダル話 (@medalbanashi) May 11, 2019
岡田久美子・経歴
大学卒業後は、ビックカメラに入社され、素晴らしい戦歴を残されています。
沢山の大会に出場されていますので、ここでは日本代表選出により参加した大会と成績をまとめました。
・2008年
世界ジュニア陸上競技大会(ポーランド)
10,000m競歩:8位
・2010年
世界ジュニア陸上競技大会(カナダ)
10,000m競歩:3位
・2014年
ワールドカップ競歩(中国大会)
日本代表:54位
・2015年
北京世界陸上競技選手権大会/日本代表
女子20㎞競歩:25位
・2016年
リオデジャネイロオリンピック/日本代表
女子20㎞競歩:16位
・2017年
ロンドン世界陸上競技選手権大会/日本代表
女子20㎞競歩:18位
・2018年
世界競歩チーム選手権(中国大会)/日本代表
女子20㎞競歩:22位
アジア競技大会(ジャカルタ大会)/日本代表
女子20㎞競歩:3位
昨年の日本選手権前には体調不良もあり、結果も気持ちもかなり落ち込んだ岡田選手ですが、そこで新たな取り組みに踏み切ったことが功を奏し、今年の2月に行われた日本選手権では、20㎞競歩の自己記録を1分以上も縮める1時間28分26秒の日本歴代2位をマーク。
大学卒業後5シーズンを経て、世界を狙えるレベルに到達した岡田選手は、先日開催されたラコルーニャでの日本記録の1時間27分41秒マークに繋げられたのではないでしょうか。
オリンピック&世界陸上のメダルを3大会続けている男子50㎞競歩や、リオデジャネイロオリンピックで入賞した男子20㎞競歩に比べると見劣りしますが、リオ以降は、その時点での力を発揮した歩きをしています。
オリンピック&世界陸上での女子20㎞競歩の入賞は過去に一度だけあります。
前日本記録保持者の渕瀬真寿美選手(当時・大塚製薬)が、2009年ベルリン世界陸上で7位に入賞しています。
今後、1時間26分台の力をつければ、前半から先頭集団で歩くこともでき、1年後の東京オリンピックに「ワクワクして向かっていける」と話せるようになったとのこと。
今回、渕瀬選手の記録を更新した岡田選手に2度目の入賞が期待できそうですね!
本日スペインから帰国しました✈️
結果は1時間27分41秒の6位で、海外レースで日本新を出すことができました🙌🇯🇵
やっと世界のトップの背中がほんの少し見えてきました👍
これからも現状に満足せず、目の前の練習や試合に集中してまた頑張っていきます。 pic.twitter.com/vTWmrGh19e— 岡田久美子 (@0ka93) June 10, 2019
岡田久美子選手が樹立した女子20キロ競歩の日本新記録1時間27分41秒は今季世界9位🇯🇵
海外レースで力を発揮した価値は大きく、世界選手権や五輪の入賞ははっきりと見えています✨#陸上 #競歩 #歩く度に大幅自己ベスト #5月は5000mで日本新 https://t.co/j7L8YiexQx— 青木貴紀(陸上記者 Takanori Aoki) (@aokitknr) June 9, 2019
【#世界陸上 🇶🇦ドーハ】
女子20km競歩🇯🇵日本代表#岡田久美子(ビックカメラ)https://t.co/wxxezWhMWa#JAAF #陸上 pic.twitter.com/k6WcSqGq8h— JAAF(日本陸上競技連盟) (@jaaf_official) April 6, 2019
まとめ
今回の【岡田久美子(競歩)の身長体重や高校大学は?プロフィールや経歴も!】はいかがでしたでしょうか。
岡田選手にとって卒業後の5年間は、山あり谷ありで決して短い時間ではなかった。
いよいよ充実期に入った岡田選手、東京オリンピックにピークをもっていき、ぜひ渕瀬選手以来の日本女子20㎞競歩で入賞もしくは表彰台に上って欲しいですね。
今後の更なる岡田選手のご活躍に注目していきましょう!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!