人物

多和田葉子のプロフィール・経歴!結婚や夫・子供はいる?

ノーベル賞に最も近い日本人、越境作家・多和田葉子さん。

 

ノーベル文学賞は昨年、選考主体のスウェーデン・アカデミー関係者による性的暴行疑惑などを理由に受賞者の発表を見送っています。

 

その為、2年ぶりとなる10月10日(木)の受賞者発表では、2018年と今年の受賞者が同時に発表される予定。

 

今回は受賞を願い多和田葉子さんにフォーカスして調べてみました!

 

題して【多和田葉子のプロフィール・経歴!結婚や夫・子供はいる?】早速まいりましょう!

 

多和田葉子|プロフィール・経歴!

多和田葉子さんのプロフィールからみていきます。 

多和田葉子|プロフィール

名前:多和田葉子(たわだ・ようこ)

生年月日:1960年3月23日

出身地:東京都中野区

国籍:日本(200年ドイツ永住権取得)

高校:東京都立立川高等学校

大学:早稲田大学第一文学部ロシア文学科

最終学歴:チューリッヒ大学大学院博士課程修了

「多和田葉子」の画像検索結果

転載元:産経ニュース https://www.sankei.com/life/news/180606/lif1806060017-n1.html

 

 

東京都中野区生まれ国立市育ちの多和田葉子さん。  

 

早稲田大学時代は、ロシアやフランス・イギリスなどの文学にとても興味があった。

 

特に当時のお気に入りはロシア文学だったが、政治的な理由からロシアに行くことはためらわれたそう。

 

そんな時、学術書を販売する仕事に携わっていた父親が、ハンブルクのある企業と接点を持ち、その会社が実習生を探していたためドイツへ行かれたそうです。

 

多和田葉子|ドイツ生活スタート

22歳でドイツに渡った多和田葉子さん。

 

ドイツに渡るまでは「ヨーロッパで2年過ごせるなんて最高」と思っていたものの、実際は2年は長過ぎると感じたそう。

 

様々な文献を通じてヨーロッパについて多くの知識を得ていたが、ドイツ文化で実際生活してみると、何もかもが新しいことばかり。

 

当たり前のことが当たり前ではなくなり圧倒されました。

 

日本では、ドイツ語とロシア語を学んでいたが、実生活んでの会話はなかなか理解できず苦労した。 

 

そして2年が過ぎ、多和田さんはドイツに残ることを決めました。

 

ハンブルク時代は、誰でも自由に受けられる講座があり、授業やレクチャーに通っていました。

 

学生たちの文学議論おもしろく、もう少し長くここで勉強したいと思うように。

 

そして、友人であり多和田さんの作品を出してくれることになるクラウディア・ゲールケに出会う。

 

クラウディアに翻訳した詩を見せた所、彼女はこれを出版したいと言ってくれたとのこと。

 

ドイツに渡ってから5年後の1987年、初めて本を出版する。

 

自分に意志でドイツに残ったのではなく「本をもう1冊書きたい、書いたらまた次の…」という感じで、気づけば長い時間が経っていて自然と残る形になりました。

 

文学や言葉との関係

ドイツに行く前の多和田さんの主要言語は日本語。

 

日本人というものは、文学的にも言語的にもあまり表現が豊かではなく、遠回りに物を言いがち。

 

日本語は大好きだが、使える言葉が一つしかなければそこに自由はないし、他の何かと比較することも出来ないし、思考もその檻の中でに限定されてしまいます。 

 

そんな枠にとらわれることなく、言葉との関係性を築けることが分かったからこそ、ドイツへと向かいました。

 

ドイツ語だとなんでもはっきり簡潔に表現することができますし、ドイツは複雑な社会関係についても考慮することもありません。 

 

日本語だと、たくさんの事を言ってからではないと要点に辿り着かないが、ドイツ語の場合、何かを言いたければ遠慮なく言うことができます。

 

檻の中の自由

多和田さんは、それぞれの言葉にはそれぞれの世界があり、私たちはある意味、自分たちが使う言葉にコントロールされているとお話しされています。

 

言葉には、政治的影響・検閲も入り込むことがあります。

 

たとえ国家や政府のたとえ検閲がなかったとしても、いくつかの言葉では、特定のことについて自由に表現することができないそうです。

 

例えばドイツ語では「死」についてあまり公然と口にすることはできないそう。

 

日本語の場合、言葉遊びを日常的に取り入れるのはドイツ語よりも簡単で、それぞれ制約が違います。

 

多和田さんは、二つの檻が欲しかったのかもしれませんね!

 

完全なる自由は難しいとしても、二つの違う檻があれば、その両方を言ったり来たり出来る自由が生まれますからね。

 

日本語とドイツ語の選択

小説を書く際に使う言葉はどのように決めているのでしょう。

  • 1つの物語を語ったり、具体的な物体の描写は日本語のほうが書きやすい
  • 短くて具体的、同時に抽象的な物語はドイツ語のほうが書きやすい

 

とのことでした。

 

ドイツ語だとシンプルな話をとても哲学的内容に変え抽象的な意味も持たせられるそうです。

 

多和田さんが書くときに使う言葉は、主人公の国籍や物語の舞台とは全く関係がなく、ドイツ人が主人公の物語を日本語で書いたこともあり、その逆もあるそうです。

 

多和田葉子|ドイツにとどまる理由

何が多和田さんをドイツにとどまらせているのでしょうか。

 

理由はいくつかありました。

  • カフカやクライスト・シュニッツラーなど、好きな作家が皆ドイツ語で作品を残している
  • ドイツ語は多和田さんの文章や思考の基盤
  • ドイツ語はあまりローカルではないが、それほどマイナーでもないこと

 

ドイツ語は国際的に使われている言葉でもあるけれど、誰もが話せるわではありません。

 

日本語も同じですよね。 

 

多和田さんにとって、ドイツ語と日本語は特別な言葉であり、自分だけの神聖な場所のようなものです。

 

言葉と文化の間

「混合言語」と語る多和田葉子さん。

 

例えば、ドイツ語で書くとき、全てをドイツ語で考えたり、一部をドイツ語、一部を日本語で考えたりすることがあるそうです。

 

つまり、日本人の思考に基づいたドイツ語であり、他の文化が混ざったドイツ語の変形型。

 

一方、ドイツ語で書くようになってから、多和田さんの日本語にも変化がありました。

 

完成した作品は、他の言語を体得した人間というフィルターを通っているため、多和田さんが書く日本語はもう一つの言葉(ドイツ語)がブレンドされたものになっており、まさに混合言語ですね! 

 

多和田さんは芥川賞をはじめ、日本国内外で数々の賞を受賞されています。 

 

多和田さんの受賞歴はコチラ

 

いよいよ今夜、ノーベル文学賞が発表されます。

 

日本で最もノーベル文学賞に近い作家・多和田葉子さん、結果発表が待ち遠しいですね!

多和田葉子|結婚や夫・子供はいる?

多和田葉子さんと検索すると「結婚」や「夫」というキーワードがでてきます。

 

かなり調べてみましたが、多和田葉子さんには結婚歴はありませんでした。

 

よって、夫もいませんし、子供もいないとう認識で間違いないのではないかと思います。

 

もしかしたら、事実婚をしていたり、パートナーがたりするかもしれませんね!

まとめ

今回の【多和田葉子のプロフィール・経歴!結婚や夫・子供はいる?】はいかがでしたでしょうか。 

 

日本語とドイツ語の二言語での執筆活動をされている多和田葉子さん。

 

言葉の「越境」が作品の端々に現れており、多和田さんの言葉の使い方はとても勉強になります。

 

数々の賞を受賞されていますが、ノーベル文学賞はまた別格です。  

 

2年ぶりの発表となるだけに注目度も高まりますね!

 

日本人受賞にき吉報を楽しみに待ちたいと思います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!