2023年3月18日から始まる、第95回選抜高校野球大会。
先日、出場校の発表がありましたね。
今回はその出場校から選抜高校野球2023の注目選手や優勝候補・見どころをお伝えしていきます。
個人的な主観が強くなりますので、皆さんの感想とは異なる可能性もあります。
ここを見どころにしている人もいるんだなという感覚で読んでいただけますと幸いです。
選抜高校野球には、たくさんの見どころがありますので、ポイントを絞ってお伝えしています。
選抜高校野球2023の注目選手は9人
選抜高校野球2023の注目選手は、「プロ注目選手」と「プロの2世選手」2つの分野から選出しています。
①前田 悠伍選手
②真鍋 慧選手
③松下 水音選手
④髙橋 煌稀選手
⑤仁田 陽翔選手
⑥中山 凱選手
⑦青山 達史選手
⑧元木 翔大選手
⑨清原 勝児選手
プロ注目選手は活躍が期待されており、今大会でも注目の的ですし、2世選手も有名選手のご子息が出場する予定があるので、個人的に楽しみです。
では、選抜高校野球の注目選手を一人ひとりみていきましょう!
①前田 悠伍選手
https://twitter.com/e200hi/status/1620278681582309376
大阪桐蔭の投手で、高校BIG4のひとりです。
また、プロ注目のドラフト1位候補です。
左腕から投げられるストレートは最速148kmを記録してます。
早いストレートと、チェンジアップやカーブなどの変化球で緩急を使い、打ち取るのがピッチングスタイルです。
②真鍋 慧選手
【 #センバツ 】“広陵のボンズ”真鍋慧、2度目の聖地へ 高校通算49発の強打者が主役候補 https://t.co/MTupslajhh #野球 #baseball pic.twitter.com/Js1kp2REei
— スポーツ報知 (@SportsHochi) January 27, 2023
広陵の野手で、高校BIG4のひとりです。
「OBの中村選手(現広島)より遠くに飛ばせると」と監督が語るほど、バッティングに秀でている選手です。
ただ飛ばすだけではなく、打率が高く、バランスの良いバッティングが特徴です。
打球を引っ張る傾向にあるため、広角に打てるようになるとさらに楽しみな選手です。
③松下 水音選手
https://twitter.com/ynbaseball_6/status/1595759827233697792
広陵の野手です。松下選手は個人的に好きな選手です。
走攻守で秀でているといろいろなメディアで言われていますが、筆者としては守備に一芸があると思っています。
守備範囲の広さ、取ってからの速さは高校でもトップレベルでしょう。
広陵は、打ち取るピッチングの投手が多いですから、広い守備範囲はチームスタイルにぴったりです。
バッティングでは下位打線を打つことが多く、単打でつなぐ印象です。
④髙橋 煌稀選手
#仙台育英 背番号11髙橋煌稀、8回表に2人目としてマウンドへ!!下関国際の前に立ちはだかる!! pic.twitter.com/zI3TChMql2
— 汗と涙。 (@gari_wasabi) August 22, 2022
仙台育英の投手です。最速145kmのストレートと多種多様な変化球が持ち味です。
投げられる変化球が5球種以上あると言われています。
そして最大の武器はコントロール。質の高いストレートや変化球をコーナーにズバッと投げ込みます。
変化球でカウントが取れるので、スカウトからも評価が高いです。
仙台育英は良いピッチャーがそろっているので、完投というより継投が多い傾向にあります。
⑤仁田 陽翔選手
22/11/19 第53回明治神宮野球大会
仁田陽翔(投・仙台育英②/大船渡一中) pic.twitter.com/T9PYiIGDCm— NK (@marmarmorimori) November 23, 2022
仙台育英の投手で、最速147kmの左腕です。147kmは、高校2年の甲子園で計測しています。
140km以上のストレートを常に投げ込めるのが強みです。
また、決め球のスライダーもキレがあり打ち取れる球になっています。
⑥中山 凱選手
22/10/29 秋季関東大会
中山凱(遊・専大松戸①) pic.twitter.com/w01rqwbeCx— NK (@marmarmorimori) October 29, 2022
専大松戸の野手で、 大型遊撃手として期待ができます。
学年としては、迎春で2年生になるため1学年下ですが、長打も打てる遊撃手として注目されています。
本塁打も打てる遊撃手は珍しく重宝されますし、1学年下で結果を残しているところも注目ポイントです。
メディアによっては優勝候補に上がっていることもある専大松戸。
⑦青山 達史選手
名だたる強打者が揃う名門・智弁和歌山の中で、上級生を差し置き早くも4番として鮮烈デビューを果たした怪物・青山達史(1年)。名門・世田谷西シニアでは強打者として活躍し、中学時代から逸材ぶりを遺憾なく発揮。元プロ・中谷仁が入学直後に4番に抜擢する事からも、とてつもない実力と予想出来る! pic.twitter.com/Brzo1eNq9M
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) April 11, 2021
智弁和歌山の選手で、外野も守れる三塁手です。
2年生からレギュラーになり、夏の甲子園にも出場し、安打を放っています。
新チームになってからは主将になり、チームを引っ張っています。
青山選手も本塁打を打てる思い切りのあるバッティングが魅力です。
⑧元木 翔大選手
元木大介の長男の元木翔大くん(中1)、可愛い。あ、大神いずみの息子かw pic.twitter.com/Lra6jhgSK9
— folder7 (@folder7) October 21, 2018
履正社の選手です。
元木選手はプロ2世選手で、お父さんはジャイアンツで活躍した元木 大介さん。
2世ではありますが実力も十分です。中学時代には日本代表に選ばれ、大会MVPをとる実力です。
高校に入ってからケガがあり公式戦デビューとはなっていませんが、冬の成長次第では選抜高校野球で見られるのではないでしょか。
⑨清原 勝児選手
父・清原和博(元巨人他)を彷彿とさせる豪快な満塁弾を叩き込み、チームをベスト8に導いたリトル番長・清原勝児(1年)。父仕込みの打撃で小学時代から強打者として注目を集め、名門・慶應義塾に進学。今秋から三塁のレギュラーを掴み躍動。単位不足で留年を経験し、来夏が最後の夏になる! pic.twitter.com/5OLb77Vaa2
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) September 12, 2022
最後に紹介するのは慶応高校の清原選手です。
野球の清原選手といえば、ライオンズやジャイアンツで活躍した「番長」こと清原 和博さんですよね。
そうです。その清原さんのご子息です。
お父さんとは異なり三塁を守っていますが、堅実でミスが少ないフィールディングが特徴です。
また、打撃も下位打線を打つことが多いですが、シャープな打撃が魅力です。
選抜高校野球でも活躍が期待されます。
選抜高校野球2023の優勝候補は3校!
続いては、選抜高校野球2023の優勝候補3校です。
- 仙台育英
- 大阪桐蔭
- 広陵
いろいろなメディアでもこの話題は取り上げられていますね。
そのため、被る部分もあるかもしれません。ただし、それだけ優勝すると期待されているということにもなります。
①仙台育英
仙台育英は、昨年夏の甲子園優勝校です。
夏の優勝メンバーが多く残っている点が優勝候補筆頭にあげた理由です。
投手を見ると、プロ注目の高橋 煌稀選手を主軸に、夏のベンチメンバーの仁田 陽翔選手、湯田 統真選手の3枚看板です。
145kmを超える投手が3人もいることで、どの投手が出ても盤石になっています。
秋の大会もロースコアで勝ち上がり、優秀していますので新チームでも結果を出しています。
また、尾形 樹人捕手、山田 脩也内野手(主将)も夏の甲子園メンバーであり、新チームの主軸です。
バッテリーが全国優勝をした経験は大きいです。
明治神宮大会は、準決勝で大阪桐蔭に敗れていますが、1点差と接戦でしたので地力はあります。
②大阪桐蔭
続いては、前回選抜高校野球優勝校の大阪桐蔭です。高校野球好きで知らない人はいないほどの有名校です。
直近での戦績は文句のつけようがありません。
新チームでは、秋の大阪大会、その流れで明治神宮大会を優勝しています。
プロ注目でドラフト1位候補と言われているエース前田 悠伍投手が試合をつくります。
昨年夏の甲子園で悔しい経験をして以来、安定した成績を残していますので、冬を超えての成長が楽しみです。
また、野手も充実しています。
昨年夏のメンバーは、村本 勇海選手のみですが、捕手の南川 幸輝をはじめ、高校No1遊撃手の座を争っていると言われる小川 大地選手など、センターラインがしっかり固まっているため、とても強いチームとなっています。
③広陵
最後に紹介するのは、明治神宮大会準優勝校の広陵です。
中国大会を優勝し、明治神宮大会でもその勢いのまま、準優勝しています。
新チームになって、公式戦で負けたのは、神宮大会の1敗だけ。投手は左腕の倉重 聡投手が安定感抜群の投球を披露していました。
特別、球が速いというわけではありませんがスピンのきいたストレートは、長身から投げ下ろされるので打者としては打ちにくいです。
変化球も安定はしていますが、決め球というところでは課題ですので、冬の成長がどうなっているか期待です。
また、野手には真鍋 慧選手がいます。1年夏からベンチメンバーとして経験があります。
高校生とは思えない体格でホームランを放つ姿から「広陵のバリー・ボンズ」と言われているそうです。
今回取り上げた高校以外にも「専大松戸」や「履正社」も個人的には優勝候補だと考えています。
やはり、投手が安定していて野手も核となれる選手がいる高校が強い印象です。また、実績や経験も重要ですね。
まとめ
今回は、選抜高校野球の「注目選手」と「優勝候補」に絞ってお伝えしてきました。
注目選手は以下の9選手。
- 前田 悠伍選手(大阪桐蔭)
- 真鍋 慧選手(広陵)
- 松下 水音選手(広陵)
- 髙橋 煌稀選手(仙台育英)
- 仁田 陽翔選手(仙台育英)
- 中山 凱選手(専大松戸)
- 青山 達史選手(智弁和歌山)
- 元木 翔大選手(履正社)
- 清原 勝児選手(慶応)
優勝候補は以下の3校。
- 仙台育英
- 大阪桐蔭
- 広陵
どの高校も直近の成績が良いのと、注目選手がいるのがポイントです。
すべての選手が見られるわけではないかもしれませんが、出場した際にはぜひ注目してみてください!
注目選手と優勝候補の高校がリンクしている部分がありますので、あわせて楽しんでいただければと思います。